済州島で1948年に起きた「済州島四·三事件」から76年を迎えた3日、「済州4・3平和公園」で犠牲者追悼式が開催された。焼香をする韓悳洙(ハン・ドクス)首相。四·三事件は米軍政の支配下にあった1948年4月3日、朝鮮半島の南側だけでの総選挙実施は南北分断を固定化するとして反対した済州島の島民らが武装蜂起し、軍や警察が鎮圧を名目に多くの島民を虐殺した事件。
日本による植民地時代に朝鮮半島の緑化と文化保存に尽力した日本人、浅川巧(1891~1931年)の没後93年の追悼式が2日、韓国·ソウルの公共墓地、忘憂里公園墓地で執り行われた。韓国市民団体の浅川伯教·巧顕彰会が開いた追悼式には、金宗圭(キム·ジョンギュ)文化遺産国民信託理事長や申鳳吉(シン·ボンギル)韓国外交協会長、鄭在淑(チョン·ジェスク)元文化財庁長、在韓日本大使館の川瀬和広公報文化院長(公使)ら約20人が参列。追悼の曲を歌い、浅川巧の兄の伯教(1884~1964年)が弟のために残した追悼の詩を朗読した。浅川巧は朝鮮総督府の林業試験所職員として造林に取り組み、朝鮮半島の緑化に貢献した。伯教
「朝鮮の抵抗詩人︱東アジアから眺める」(全南科学大学のキム·ジョンフン教授編著)図書が日本の東京大学生が選んだ本に選ばれた。本を出したキム教授によると、2023年秋·冬の新刊を対象に東京大学の学部生(ジュニアスタッフ)が選定した図書リスト121冊に「朝鮮の抵抗詩人」が紹介されたと1日明らかにした。該当図書はイ·ソクソン、チョン·ウチェ、パク·ジュンチェなど日本による植民地時代に韓国西南部·全羅南道羅州市出身の抵抗詩人とイ·ユクサ、ユン·ドンジュなど韓国の代表的な抵抗詩人に対する韓中日と北朝鮮研究者の論考などを整理し、日本語で盛り込んだ。キム教授は「121冊のうち紹介文がある7つの図書には星印が
□ 公演日程及び内容=4月6日(土)午後5時:アンサンブルパープル、予約は3月25日午前10時~4月13日(土)午後5時:オ·ジハク、キム·ジウク、イム·デホン、キム·ミニ(ピアノ、声楽、クラリネット、バイオリンソロ演奏公演)、予約は4月1日午前10時~4月20日(土)午後5時:西帰浦芸術団(西帰浦管楽団アンサンブルと西帰浦合唱団の演奏公演)予約は4月8日午前10時~□ 公演場所=西帰浦市キムジョン文化会館□ 観覧料=全席無料□ 予約方法=西帰浦市 E‒チケット□ 公演お問い合わせ=西帰浦市キムジョン文化会館(☎064‒760-3792、3793)
□ イベント日時 =4月13日(土)午後1時~8時□ イベント場所=西帰浦市中央図書館一帯□ 主催/主管=西帰浦市図書館運営事務所□ 行事内容- 舞台イベント:チャン·リュジンブックコンサート、バムコ作家ブックコンサートなど- 体験イベント:マグネット作り、人生写真館、絵文字クイズなど-付帯イベント:1日読書会、ロマン図書館、ベラベル書房市場など□ イベントお問い合わせ=西帰浦市図書館運営事務所(☎064-760‒3703)
済州市はリサイクル·再生産·再分かち合い」の資源循環事業を積極的に推進している。 公職者が家庭で使わない資源である衣類、カバン、図書などリサイクル物品を基礎生活保障課に寄贈すれば、寄贈された物品を済州スヌルム地域自活センターが回収し、再生産·販売で収益金を創出する事業だ。販売収益金は低所得層の自活参加者の自立成果給と地域自活センター活性化の支援金として使われる。
済州市は「多文化家族K‒アカデミー事業」運営機関として公募を通じて済州市家族センターと済州グローバルセンターをそれぞれ事業者として選定した。済州市は昨年、多文化家族特化事業の需要を把握した。その結果、国籍取得のための帰化と経済的基盤作りのための就職を準備する過程にさらに多くの支援が必要だという自主調査結果を踏まえ、今回の事業を推進する。「帰化準備プログラム」は韓国語、韓国史など韓国社会の全般を教育する。 「就職準備プログラム」は製菓技能士、ヘルスコーディネーター、ビューティー健康管理指導者の3分野に分かれて進行される。
済州市は老朽化した看板の改善を希望する小商工人に対し、看板デザインの製作·設置費を支援するため、「2024年安全で美しい看板交換支援事業(第4次)」の対象者を公開募集する。支援対象は済州市に所在する屋外広告物設置許可(申告)をして看板を設置して1年が過ぎた小商工人。業者当り最大100万ウォン(補助率50%)を支援する。申請期間は4月1日から19日まで。申請を希望する事業者は具備書類と共に済州市都市再生課を訪問して申請すれば良い。
済州市のカン·ビョンサム市長は1日、新山公園で開かれた「第76周忌済州四·三解冤の放邪塔祭」に参加して追悼の辞を朗読し、四·三犠牲者遺族の痛みを慰めた。四·三道民連帯が主管した今回の行事には外部人士と遺族100人余りが参加した中で四·三英霊に対する黙祷を始め、経過報告、追悼辞、祭礼の順で進行された。カン市長は「四·三英霊たちの無念が歴史に再び繰り返されないよう和解と共生、そして平和と繁栄を念願する」と話した。
「アリランラプソディ」在日コリアン2世の金聖雄監督がその暖かい眼差しで、川崎を舞台にチャーミングな深いシワの奥に刻まれた歴史を、時間をかけ取材した、ハルモニ19名が主人公の2時間余りの作品である。それは差別と戦争を体験した者が紡ぎ出す戦争も差別のない世界を願う世代の「魂の叫び」が泣いて笑う。そんな映画でもある。特に沖縄のおばぁとの交流や川崎桜本での小さなデモ行進は、海を越えた平和のメッセージ。それを政治としてではなく、時代が急速に戦争前に傾く時にハルモニが自ら語っている明るい仕上がりになっている。映画は、北区東田端にある20席の小さな映画館シネマ·チュプキ田端。田端駅北口徒歩7分(03‐624
韓国·済州島産ミカンの日本への輸出が再び推進される。韓国柑橘輸出連合が13日、明らかにした。柑橘輸出連合は、5~8日に東京で開かれた食品·飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2024」で同島名産のハルラボン(デコポン)など晩柑類や新品種のミカンなどを広報し、関心を示した業界関係者らと交渉を進めることになったと説明した。同連合のソン·チャング代表は「韓流の影響で韓国に対する関心が日増しに高まっている今がミカン輸出再開の好機と判断した」として「済州ミカンが日本のミカンに比べ全く遜色がないと思われるよう、高品質ミカンだけを輸出する」と説明した。関連資料によると、済州島産ミカンの日本への輸出は1
韓国南部、済州島・西帰浦沖で18日、ミナミハンドウイルカの群れが泳いでいる。
のり巻きを売って集めた全財産を寄付し、40年間障害者のために奉仕してきたパク·チュンジャさん(95)が最後まで家賃保証金を寄付してこの世を去った。11日に亡くなった パクさんは、生前明らかにしたとおり、暮らしていた家の保証金5千万ウォン(約450万円)を寄付した。10才頃に学校を中退したパクさんは2008年「お金がなくて学業がしにくい子供たちを助けたい」として毎日、南漢山城の街角で登山客にのり巻きを売って集めた3億ウォン(約2700万円)を社会に寄付した。また、知的障害者11人を自宅に連れてきて、実の子のように育てながら、障害者グループホームの建設基金として3億ウォンを渡した。以後にも「死ぬ前
□ 展示期間=3月1(金)~5月5(日) ※月曜日休館□ 展示場所=キダン美術館の企画展示室□ 展示内容=済州現代美術の胎動と80年代の京郷キダン美術館の所蔵品約30点□ 主な作品(作家)=懐かしさ(変時志)、無題(カン·テソク)、果樹園の娘(ホン·ジョンミョン)、夕陽(ヤン·チャンボ)、龍頭岩(カン·ギルウォン)、小品‒Ⅲ(カン·グァン)、 馬羅島(カン·ヨベ)など□ お問い合わせ=キダン美術館(☎064-733‒1586)
□ 営業日時=3月10~11月24 / 毎週日曜日午後2時20分~4時20分 ※第1日曜日を除く□ 参加対象=うつ病の予防及び心身の回復が必要な者□ 運営場所=西帰浦癒しの森□ 運営内容=ウォーキング瞑想、呼吸瞑想、 五感セラピーなど□ 運営方法=山林癒しの指導士が直接、癒しのプログラムを運営□ 申し込み方法=オンライン(西帰浦市Eチケット→「西帰浦癒しの森」予約)□ 受付およびお問い合わせ=西帰浦癒しの森(☎064‒760-3066)
済州市は共有地などに放置されされている廃スレート4トンに対して全量回収·処理する。済州市は住民たちの快適な環境造成のために2月に、邑·面·洞別に共有地などに対して廃スレートの発生原因および発生量などの実態調査を実施した。調査の結果、道路沿い、公有地などに放置されている廃スレート4トンを確認し、3月末までに全量を専門業者に委託回収·処理する計画だ。
済州市は、農家の人手不足を解決するための「2024年度下半期の外国人季節勤労者の導入」による希望農家を募集する。支援対象は農業人(農業法人)と本国居住の4親等以内の親戚招請を希望する結婚移民者であり、申請は3月14日から27日まで住所地の邑·面·洞ですれば良い。申請農家別に農業経営体に登録された作物別栽培面積、高齢農の有無などにより最大13人まで申請できる。参加農家は季節勤労者に一定水準以上の宿舎を提供し、最低賃金と勤労期間など勤労条件を守らなければならない。特に今年は農村人材仲介センターと公共型季節勤労事業を並行しており、多様な農業人材を確保することで農家の安定的な農業経営維持に大きく役立つ
済州市のカン·ビョンサム市長は14日、済州4·3犠牲者遺族青年会から感謝牌を受け取った。昨年の第75周年4·3犠牲者追悼式を控え、済州道内のあちこちには「4·3」事件と関連して意味を歪曲する内容の垂れ幕が掲げられ、「4·3」事件の犠牲者遺族はもちろん、全道民から多くの不満が提起された。これを受けカン·ビョンサム市長は確固たる信念で垂れ幕を迅速に撤回し、同青年会から感謝の意を込めた牌を伝達された。カン市長は「4·3犠牲者の魂を称えて記憶するための教育、慰霊碑および慰霊祭の記録など多様な事業を推進し、地域社会の分かち合いと奉仕活動を実践してくださる同青年会に感謝する」とし「今後も和解と共生の4·3
韓国·釜山と対馬市北部の比田勝を結ぶ高速船「PANSTAR TSUSHIMA LINK」が就航1周年を迎えた。同船を運航する韓国の海運旅客船会社パンスターによると、1年で約13万9000人が利用した。1日平均225人が乗船したことになる。釜山から高速船で約1時間10分で行ける対馬は新型コロナウイルス感染拡大前には韓国人にとって人気の海外旅行地で、年間52万~83万人が訪れていた。感染拡大後の2020年4月から旅客船の運航が全面休止されたものの、23年2月25日に再開され、以前の活気を取り戻しつつある。4月23日からは対馬の市街地に近い南部の厳原港に向かう航路も火曜日と木曜日に運航する予定だ。
囲碁の韓中日勝ち抜き団体戦「第25回農心辛ラーメン杯(農心杯)」は、世界最強棋士、韓国のシン·ジンソ九段が中国の5選手、日本の1選手を破り、韓国の4年連続優勝が決まった。シンは先月23日、中国上海で開かれた第3ラウンド最終14局で中国棋士に勝利し、農心杯初の「6連勝」を達成した。各国5人ずつが出場する農心杯は、勝者が続けて対局する。またシンは22回大会から今大会まで16連勝を記録。韓国の李昌鎬(イ·チャンホ)九段が2005年に達成した14連勝の記録を更新した。また農心杯で層の厚い中国勢5人を1人で勝ち抜いたのは申が初めて。シンは「大きな勝負に勝ててうれしい」とし、「始まったときは、(優勝まで)