韓国·ソウルの日本大使館は4日、移転工事を終えた大使館公報文化院の開所式を開いた。公報文化院は1971年に開設され、75年に安国駅前の建物に移転。建物の老朽化などのため昨年3月に閉鎖され、大使館が入居している近くのビルに移った。開所式には相星孝一大使や韓国外交部のイ·ギョンア公共文化外交局長らが出席した。イ氏は「今のような時期に再開すれば今後の両国関係の発展にさらに寄与すると思う」として、「来年は韓日国交正常化60周年を迎え、両国で多くのイベントが行われる。公報文化院が大きな役割を果たすことを期待している」と述べた。
小さな小学校がくれた大きな課題をテーマとした、劇団文学座の定期公演が、首都圏と九州そして横浜の多くの市民劇場で観劇する事ができる。舞台は瀬戸内海の島家島諸島の一つの小さな西島。採石業が唯一の島でかつて日本人と朝鮮人が仲良く机を並べ共に学ぶ朝鮮人の親たちが作り上げた朝鮮学校が舞台。時は1948年。中学生となった生徒と二人の先生達が織りなすドラマ。 占領軍が朝鮮学校の閉鎖を通達に対し大阪や兵庫で大きな閉鎖反対運動が起き、1950年に朝鮮戦争が勃発し、祖国が分断されてしまう。小さな島でささやかな幸せを求め懸命に生きる人々にも政治の流れは厳しい爪痕を残していく。劇作家で演出家の鄭義信氏が亡き父に捧げた
医療法人社団八千代会メリィハウスグループ(姜慧理事長)は、4月1日(八千代病院介護医療院リハビリ室)にて令和6年度入社式を行い、医師·看護師・リハビリセラピスト(理学療法士·作業療法士・言語聴覚士)·管理栄養士など60名の新入職者、八千代会グループ役員、管理職など30名 計90名が参加した。3月16日から新会長に就任した姜慧理事長は挨拶で「自分も昔、母の介護のために鍼灸師の資格を取得したが、その時に若い方々が資格を取って頑張っている姿を見てきた。今日いる皆さんも医療·介護の道を志して入職したと思うが、この時代にあり、皆さんは希望の光です。その希望を胸にもてなしの心で患者様のケアに邁進してほしい
「在日韓国人集団居住地である日本京都府宇治市所在のウトロ村にあるウトロ平和記念館が30日で開館2周年を迎える。開館2周年を迎え29日、記念館前広場では「みんなのためのウトロ音楽祭」が開かれる。ウトロ出身の歌手チョン·アミさんの歌と住民たちで構成されたウトロ農楽隊の公演などが用意される。ウトロは、日本による植民地時代に京都飛行場建設のために動員された朝鮮人が集まって暮らしながら形成された住居地だ。ここの住民たちは1980年代後半まで上水道が整備されていない劣悪な環境で差別を受けながら生活した。2022年4月30日に開館したウトロ平和記念館は在日韓国人が体験した苦難の歴史を紹介したところで、韓日両
□ 日 時 =5月4土)午後1時、4時□ 場所=西帰浦芸術の殿堂大劇場□ 公演内容 =作家 アン·二ョンダル月の絵本をモチーフにした作品で、スイカの花言葉「大きな心」のように互いを抱き合う温かい家族ミュージカル□観覧料=階1万5千ウォン/2階1万ウォン/36ヶ月以上観覧可□ 予約日=西帰浦市 E-チケット 4月18(木) 19:00~□ 観覧のお問い合わせ=西帰浦芸術の殿堂(☎064‒760-3368)
□ 祭り期間=4月6(土)~4月28(日)/土·日曜日□ 祭りの場所=西帰浦市大静邑加波里一帯□ 主催/主管=加波里青麦祭り委員会/加波里村会□ 主なイベント=青麦畑オルレ道歩き、サザエ釣り、宝探し、願い石の塔積み、展望台フォトゾーン運営、特産品の広報および販売など□ 祭りのお問い合わせ=西帰浦市大静邑事務所(☎064‒760-4081)加波里事務所 (☎064‒794-7130)
済州市は4月30日まで2024年林業·山林の公益直接支払金の申請を受け付ける。林業直払金の申請は山地所在地の邑面洞で受け付けることができ、今年は「林業in統合ポータルでオンラインでも申請が可能だ。申請対象は2019年4月1日から2022年9月30日まで「農漁業の経営体の育成および支援に関する法律」により林業経営の情報が登録された山地で年間60日以上林産物生産業または育林業に従事する者だ。
済州市は、交通カード機能が搭載されたクレジットカードで飲食廃棄物の手数料を納付できる飲食廃棄物の従量器(RFID)交換事業を進めている。既存の飲食廃棄物の従量器はTマネー交通カードだけで使用しなければならなかったため、煩わしさがあった。済州市は、2020年から洞地域に対してクレジットカード使用が可能な従量器に交換しており、今年は15億ウォンを投入して邑·面地域に設置された従量器860台を交換している。
済州アートセンターは5月8日、父母の日を迎え、イ·ヒムンのプロジェクトの公演を開催する。国家無形文化財第57号の京畿民謡履修者であるイ·ヒムンの代表曲だけでなく、民謡を多様なジャンルで再解釈した興と趣の破格的な舞台で、市民を新しい興の世界に導く。観覧料は1階1万5千ウォン、2階1万ウォン。小学生以上観覧でき、4月12日午後2時から済州アートセンターホームページ で予約できる。
済州市は第54回地球の日(4月22日)を記念して4月20日、済州市民福祉タウン広場で「地球環境祭り」を開催する。「私たちと一緒に呼吸する『地球』を助けてください!」というテーマで地球の大切さを悟り、環境にやさしい生活実践方案を共有するために用意された。炭素中立有功者に表彰、地球愛ポスター公募展の優秀作品授賞、地球再生実践の誓いおよび2025APEC済州開催の祈願パフォーマンスなど環境プログラムが運営される。
済州島で1948年に起きた「済州島四·三事件」から76年を迎えた3日、「済州4・3平和公園」で犠牲者追悼式が開催された。焼香をする韓悳洙(ハン・ドクス)首相。四·三事件は米軍政の支配下にあった1948年4月3日、朝鮮半島の南側だけでの総選挙実施は南北分断を固定化するとして反対した済州島の島民らが武装蜂起し、軍や警察が鎮圧を名目に多くの島民を虐殺した事件。
日本による植民地時代に朝鮮半島の緑化と文化保存に尽力した日本人、浅川巧(1891~1931年)の没後93年の追悼式が2日、韓国·ソウルの公共墓地、忘憂里公園墓地で執り行われた。韓国市民団体の浅川伯教·巧顕彰会が開いた追悼式には、金宗圭(キム·ジョンギュ)文化遺産国民信託理事長や申鳳吉(シン·ボンギル)韓国外交協会長、鄭在淑(チョン·ジェスク)元文化財庁長、在韓日本大使館の川瀬和広公報文化院長(公使)ら約20人が参列。追悼の曲を歌い、浅川巧の兄の伯教(1884~1964年)が弟のために残した追悼の詩を朗読した。浅川巧は朝鮮総督府の林業試験所職員として造林に取り組み、朝鮮半島の緑化に貢献した。伯教
「朝鮮の抵抗詩人︱東アジアから眺める」(全南科学大学のキム·ジョンフン教授編著)図書が日本の東京大学生が選んだ本に選ばれた。本を出したキム教授によると、2023年秋·冬の新刊を対象に東京大学の学部生(ジュニアスタッフ)が選定した図書リスト121冊に「朝鮮の抵抗詩人」が紹介されたと1日明らかにした。該当図書はイ·ソクソン、チョン·ウチェ、パク·ジュンチェなど日本による植民地時代に韓国西南部·全羅南道羅州市出身の抵抗詩人とイ·ユクサ、ユン·ドンジュなど韓国の代表的な抵抗詩人に対する韓中日と北朝鮮研究者の論考などを整理し、日本語で盛り込んだ。キム教授は「121冊のうち紹介文がある7つの図書には星印が
□ 公演日程及び内容=4月6日(土)午後5時:アンサンブルパープル、予約は3月25日午前10時~4月13日(土)午後5時:オ·ジハク、キム·ジウク、イム·デホン、キム·ミニ(ピアノ、声楽、クラリネット、バイオリンソロ演奏公演)、予約は4月1日午前10時~4月20日(土)午後5時:西帰浦芸術団(西帰浦管楽団アンサンブルと西帰浦合唱団の演奏公演)予約は4月8日午前10時~□ 公演場所=西帰浦市キムジョン文化会館□ 観覧料=全席無料□ 予約方法=西帰浦市 E‒チケット□ 公演お問い合わせ=西帰浦市キムジョン文化会館(☎064‒760-3792、3793)
□ イベント日時 =4月13日(土)午後1時~8時□ イベント場所=西帰浦市中央図書館一帯□ 主催/主管=西帰浦市図書館運営事務所□ 行事内容- 舞台イベント:チャン·リュジンブックコンサート、バムコ作家ブックコンサートなど- 体験イベント:マグネット作り、人生写真館、絵文字クイズなど-付帯イベント:1日読書会、ロマン図書館、ベラベル書房市場など□ イベントお問い合わせ=西帰浦市図書館運営事務所(☎064-760‒3703)
済州市はリサイクル·再生産·再分かち合い」の資源循環事業を積極的に推進している。 公職者が家庭で使わない資源である衣類、カバン、図書などリサイクル物品を基礎生活保障課に寄贈すれば、寄贈された物品を済州スヌルム地域自活センターが回収し、再生産·販売で収益金を創出する事業だ。販売収益金は低所得層の自活参加者の自立成果給と地域自活センター活性化の支援金として使われる。
済州市は「多文化家族K‒アカデミー事業」運営機関として公募を通じて済州市家族センターと済州グローバルセンターをそれぞれ事業者として選定した。済州市は昨年、多文化家族特化事業の需要を把握した。その結果、国籍取得のための帰化と経済的基盤作りのための就職を準備する過程にさらに多くの支援が必要だという自主調査結果を踏まえ、今回の事業を推進する。「帰化準備プログラム」は韓国語、韓国史など韓国社会の全般を教育する。 「就職準備プログラム」は製菓技能士、ヘルスコーディネーター、ビューティー健康管理指導者の3分野に分かれて進行される。
済州市は老朽化した看板の改善を希望する小商工人に対し、看板デザインの製作·設置費を支援するため、「2024年安全で美しい看板交換支援事業(第4次)」の対象者を公開募集する。支援対象は済州市に所在する屋外広告物設置許可(申告)をして看板を設置して1年が過ぎた小商工人。業者当り最大100万ウォン(補助率50%)を支援する。申請期間は4月1日から19日まで。申請を希望する事業者は具備書類と共に済州市都市再生課を訪問して申請すれば良い。
済州市のカン·ビョンサム市長は1日、新山公園で開かれた「第76周忌済州四·三解冤の放邪塔祭」に参加して追悼の辞を朗読し、四·三犠牲者遺族の痛みを慰めた。四·三道民連帯が主管した今回の行事には外部人士と遺族100人余りが参加した中で四·三英霊に対する黙祷を始め、経過報告、追悼辞、祭礼の順で進行された。カン市長は「四·三英霊たちの無念が歴史に再び繰り返されないよう和解と共生、そして平和と繁栄を念願する」と話した。
「アリランラプソディ」在日コリアン2世の金聖雄監督がその暖かい眼差しで、川崎を舞台にチャーミングな深いシワの奥に刻まれた歴史を、時間をかけ取材した、ハルモニ19名が主人公の2時間余りの作品である。それは差別と戦争を体験した者が紡ぎ出す戦争も差別のない世界を願う世代の「魂の叫び」が泣いて笑う。そんな映画でもある。特に沖縄のおばぁとの交流や川崎桜本での小さなデモ行進は、海を越えた平和のメッセージ。それを政治としてではなく、時代が急速に戦争前に傾く時にハルモニが自ら語っている明るい仕上がりになっている。映画は、北区東田端にある20席の小さな映画館シネマ·チュプキ田端。田端駅北口徒歩7分(03‐624