耽羅(タムラ)千年の歴史を多角的に再照明する特別展が開かれる。済州道民俗自然史博物館は17日、「島国の耽羅、失われた千年を目覚めさせる」というテーマの特別展を開くと発表した。今回の展示は、過去千年間、独立した国家として受け継がれてきた「耽羅国」の跡を蘇らせるために設けられた。耽羅は3~12世紀初め、済州島に存在した固有の独自性を持つ古代独立国だった。「島国」という意味を持つ耽羅は孤立した島に留まらず、東アジアの海を舞台に周辺国と文物交易および使節外交を活発に展開し、富強な国を作っていった。今回の展示では古代海洋独立国の耽羅を民俗·歴史·考古·地理学的側面で多角的に再照明する予定だ。7つのセッシ
漢拏山(ハルラサン)で自生する特産種であるチョウセンシラメの雌花(雌花樹)の開花量が大幅に減ったことが分かった。18日、済州道世界遺産本部によると、今年漢拏山のチョウセンシラサンの雌花開花量は1株当たり8.8個で、昨年の1株当たりの開花量120.2個に比べると92.7%も減少した。地域別チョウセンシラミの雌花開花量は王冠陵一帯にあるチョウセシラミが平均6.1個がついており、昨年同じ地域に生息するチョウセンシラミの平均234.8個より97.4%も減った。雌花の開花量急減は漢拏山チョウセンシラメから一年を渡って花が咲く「隔年現象」が明確になったために生じたものと世界遺産本部は判断した。
済州地域の標高300m以上の中山間地域に共同住宅など建築規制が緩和される。済州道は公共下水連結条件をつけずに個人下水道(汚水処理施設)設置だけでも公共住宅建築ができるようにする内容の「済州道都市計画条例一部改正案」(以下改正案)を推進すると24日明らかにした。このため、標高300m以上の下水処理区域以外の自然緑地地域では、公共下水道と連結しなくても個人汚水処理施設を設置し、公共住宅を建築できるようになる。標高300m以上の中山間洞地域の場合は、分割開発などを防ぐために30世帯以上の大規模分譲型共同住宅に限り、承認を経て建築ができるようにする方針だ。30世帯以下の分譲型共同住宅は中山間の洞地域に
済州の美しい自然とともに舞踊を楽しむ祭りである「済州国際舞踊祭」が開幕した。済州国際舞踊祭組織委員会が主催し、済州道が後援する第1回済州国際舞踊祭が24日午後、済州市塔洞海辺公演場で幕を上げた。「踊る島済州」をテーマにした済州国際舞踊祭の開幕公演は済州道立舞踊団の「済州の天高」、テッマル舞踊団の「海辺の男」などで構成されている。前日に行われた前夜祭では「離於島サナ」と「オドルトギ」など済州の土俗音楽と多様なジャンルの舞踊が出会う公演を披露した。舞踊祭は30日まで済州道文芸会館、西帰浦芸術の殿堂、済州牧官衙などで行われる。済州唯一の公立舞踊団である済州道立舞踊団の「口音剣舞」と「砕ける波」、振付
済州三多水を生産·販売する済州道開発公社は青年層と低所得層向けの賃貸のために住宅62軒を買い入れると24日明らかにした。買入対象住宅は多世帯住宅、多重住宅、共同住宅(多世帯住宅、集合住宅、マンション)、住居用オフィステル(専用面積85㎡以下)で竣工後10年以下だ。このうち低所得層と多子女世帯に供給する住宅の買入価格は一軒当たり洞地域が最高1億9800万ウォン、邑·面地域が最高1億5800万ウォンだ。青年層に供給する住宅買入価格は一軒当り最高1億3300万ウォンだ。済州道開発公社は書類審査と現地実態調査、買入審議委員会審議などを経て買入住宅を選定する。同公社は今回買い入れた住宅を基礎生活受給者、
観光医療の収益を目指す営利病院の開設をめぐり、国内で初めて起きた訴訟戦が4年ぶりに一段落した。 25日、済州道によると、中国の緑地済州ヘルスケアタウン有限会社(以下、緑地済州)が済州道を相手取り起こした「外国医療機関開設許可取り消し処分取り消し訴訟」の訴取り下げ書を裁判所に提出した。先立って済州道は緑地済州が昨年病院建物と土地を国内法人に売却し道条例で定めた「外国人投資比率100分の50以上」要件を充足できなかった点を挙げて開設許可を取り消した。当時、この病院は医療装備と人材を備えていない状態だった。すると緑地済州は昨年9月、済州道を相手に処分を取り消してほしいという訴訟を起こした。裁判所は先
□ 展示名=7□ 展示期間=7月11日(火)~8月27日(日)□ 観覧時間=午前9時~午後8時 ※毎週月曜日休館□ 展示場所=イ·ジュンソプ美術館、キダン美術館、ソアム記念館展示室□ 初代作家=- イ·ジュンソプ美術館:イ·ミソン、ヤン·ミンヒ- キダン美術館:ノ·ドンシク、ソン·イルサム、チョン·ウンギョン- ソアム記念館:キム·ジョンゴン、チョ·ギソプ□ 観覧に関するお問い合わせ=西帰浦公立美術館(☎064-760-3595)
済州市は視覚障害がある納税者の納税便宜のために2023年7月定期分財産の税点字案内文と共に点字でできた「財産税簡単調べ」小冊子を発送した。121人を対象に点字案内文には賦課細目、金額、課税対象、納付方法、納付期限、問い合わせ電話など必須情報が点字に翻訳されている。特に地方税告知書には音声転換バーコードが印刷され音声変換装置またはスマートフォンで「ボイスアイアプリ」を通じて地方税賦課内訳などを音声で案内してもらうことができる
済州市は輸出中小企業の海外マーケティング活動を支援し、製品ブランドイメージを高めるため、総事業費1200万ウォンを投入して外国語広報物の製作費を支援する。支援業者選定のために▲製品競争力▲事業性▲期待効果▲輸出実績を外部評価委員の総合評価を経ており、11社のうち営農組合法人タムラインなど最終5社が選定された。広報物製作は選定企業と製作企業が共同参加して業者の特性とアイデアを盛り込んだオーダーメード型広報物を製作する方式で行われ、支援規模は業者別190万ウォンだ。
済州市は20日、総合民願室で外国人住民のために「民願(苦情)体験の日」を運営した。 今回の体験は結婚·移民·多文化家族など外国人住民に行政機関訪問と書類作成など直接体験させることで行政の接近性を高め、より身近な市政に近づくために用意された。体験には済州市家族センターの推薦で外国人住民、総合民願室から委嘱された民願案内通訳カウンセラーなど20人余りが参加した。普段、民願の問い合わせが多かった改名申請、出入国事実証明など書類作成申請体験を通じて行政サービスに対する不便な事項などの民願も聴取した。
韓国北部の江原道原州市にある美術館「ミュージアムSAN」は3日、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計した館内施設の瞑想館「The Space of Light」を16日に開館すると発表した。この瞑想館は同美術館の2番目の瞑想空間で、安藤氏が若かりし頃に旅行で訪れたイタリア·ローマのパンテオンの光を思い浮かべながら設計した。瞑想館開館を記念し、安藤氏は15日にソウル·梨花女子大で「可能性は自ら作る」をテーマに講演を行う。また、同美術館では開館10周年を記念し安藤氏の建築の世界を紹介する特別展「安藤忠雄―青春」を開催中だ。4月1日に始まった同展にはこれまで10万人が訪れた。
あすか信用組合(金哲也理事長)は、6月24日京王プラザホテル(東京·新宿)を会場に「第57期通常総代会」を開催した。総代会の出席者は本人39人·委任状50人合計89人の出席で2022年度剰余金処分承認の件·2023年度事業計画案並びに収支予算案承認の件を満場一致で承認した。金理事長は挨拶で「2022年度決算に対し預金総額が前期に比べ276億円増加し4019億円になり、貸出金総額も前期に比261億円増加で3393億円になった」と報告の上「市場環境の影響も注視し一層努力して行く」と抱負を述べた。また決算主要項目の損益の総括では、業務純益はコア業務純益と共に9億9千万円を増加し、36億円を計上、経常
在日本関東済州道民協会(梁日勲会長)は6月17日精養軒(東京·台東区)を会場に顧問·相談役·役員·理事約60人が出席し「第63回定期総会」を開催した。梁会長は挨拶で「本日で2年間の任期満了です。顧問·相談役·理事·会員皆さんの支援と協力に感謝する。コロナの影響の中にも60周年記念式典が盛大に行うことができ支援の皆様に感謝する」と挨拶した。髙琫鉉顧問は「役員に感謝する。60周年記念行事をコロナ禍でも盛大に開き多くの方に済州道民協会の賜物を共有した。現執行部が任期終了するが、新執行部にも協力と支援を願う」と語る。総会では2022年度事業報告と2022年度会計決算報告を原案通り承認し、新年度事業計画
□ 期間=7月8日(土)~8月5日(土)午後6時30分~8時50分□ 場所 = 西帰浦港セヨン橋野外ステージ□ イベント内容:オープンマイク、音楽公演、マジックバブルショー、音楽噴水ショー□ 行事日程- 7月8日:バブルショー、95バンド、ミソン·レナータ、シン·ギヨン- 7月15日:マジシャンレイ、遅い午後、チョン·オンダル、ガンギエイバンド- 7月22日:マジックショー、アイアンピッグ、フリーバード、プロジェクトアガン- 7月29日:バブルショー、イ·ソヒョン、ジュナンド、ホンジョバンド- 8月5日:サウスカーニバル特別公演□ お問い合わせ=西帰浦市観光振興課(☎064-760-2655)
済州市は6月29日、市庁第1別館会議室で2023年上半期市政発展有功者表彰授与式を開催した。 表彰対象は地域発展有功市民79人と公職者53人など計132人であり、訓格別大賞は道知事49人、市長表彰83人だ。 彼らは地域経済活性化、第1次産業発展、安全都市構築、市政広報、住民福祉、住民疎通、奉仕活動など各分野で模範を示し、道·市政施策推進に寄与した功労が大きく有功者に選ばれた。間を活用し、自主生産する製品と地域商品を展示販売できるよう提案した。
済州市は6月29日、済州市の公職者200人余りを対象に「済州型行政体制導入特別教育」を実施した。今回の特別教育は、6月に江原道(カンウォンド)特別自治道が発足し、来年1月に全羅北道(チョルラブクド)特別自治道が発足するなど、全国的な状況変化によって、今回の済州型行政体制導入公論化に済州特別自治道がすべての力量を集中しなければならない時期であるだけに、済州市公職者の力量と理解度を向上させるために実施された。講師としてヤン·ドクスン済州研究院長を招聘し「済州型行政体制導入の意味と課題」を主題に民選8期道政核心政策である済州型行政体制導入について説明した。
済州市は6月30日、済州市庁第1別館会議室で「2023年上半期済州市公職者退任式」を開催した。今回の退任式は地方行政および地域社会発展のために献身奉仕してきたが、6月30日付で計40人が退任する。 このうち定年退職が36人で名誉退職が4人だ。退任式に参加した公職者を対象に政府褒賞と在職記念牌伝達、これまでの労苦を称える激励辞順などで行われた。特に後輩公職者たちのビデオレターと済州道立交響楽団の弦楽アンサンブルチームの歓送曲演奏などで退任する公職者たちとの惜別の情を込める一方、退職公職者の第2の人生を応援した。
済州特別自治道のオ·ヨンフン知事は、2日「インド·太平洋地域の要衝地である済州が新しい地球村平和と繁栄を導き、人類の普遍的価値を拡散させていく世界の未来先導中心地に生まれ変わる」と宣言した。 オ·ヨンフン知事はこの日、済州国際コンベンションセンターで行われた第18回済州フォーラムの閉幕セッションで「済州宣言」を通じてこのように明らかにした。オ·ヨンフン知事は「大転換の時代的流れに歩調を合わせて済州から新しい協力時代を開いていく」とし「国際機構と地域機構、政府と民間の領域を行き来しながら平和と繁栄の価値を拡散させ、連帯と協力のネットワークを拡張する地方外交時代を済州が先頭に立って繰り広げる」と話
韓国格安航空会社(LCC)のチェジュ航空は15日、7月13日から仁川(ソウル)―広島線を新規就航すると発表した。チェジュ航空の単独路線となる。週3往復で、火曜と木曜、土曜に運航する。運航スケジュールは広島行きが仁川国際空港を午前8時5分に出発し、同9時30分着。仁川行きは広島空港を午前11時に出発し、午後0時50分着となる。一方、チェジュ航空は今月22日から仁川ー大分線を新規就航する。