済州社会福祉共同募金会は協力機関である済州共生とともに日本の大阪を訪問し、在日済州人に慰労金と特産品などを渡した。審査で選ばれた在日済州人119人の家庭を14日から19日まで訪問した。募金会の関係者は「済州道民が大切に送ってくれた献金などを直接伝えるだけに一人一人に真心を尽くして挨拶し安否を尋ねた」とし「高齢なので故郷の土地を行き来できない在日済州人の郷愁を少しでも癒せるように最善を尽くす」と話した。
済州観光公社は16日、2022年に見逃してはならない済州観光10選「総天然色に輝く済州冬の品格」を発表した。同公社は「済州冬の色」をテーマに済州の様々な見どころと食べ物、体験を紹介した。今冬の済州観光10選は△みかんと晩柑類(オレンジ色)△冬の海ドライブ(ミント色)△漢拏山雪花トレッキング(白)△緑茶畑と緑茶(緑)△椿の花(赤)△石垣(黒)△ブリ(青)△老人星(星光)△そばと雉料理(米色)△新年迎え·メディアアート·済州ビエンナーレ(五色)などだ。 珍味としては冬の代表果物といえば思い浮かぶミカンと旬を迎えた青ブリなどだ。済州観光公社の済州観光10選は、済州公式観光情報ポータル「ビジット済州」
済州道で15分以内に主要生活施設を利用できる「15分都市」生活圏が2024年から2026年までの3年間試験実施される。済州道はこのような内容を盛り込んだ「15分都市済州基本構想およびモデル地区基本計画樹立用役」を入札公告したと15日明らかにした。「15分都市」はすべての道民が居住地と医療、文化、福祉施設を徒歩または公共交通などで15分以内に利用できるよう済州の生活インフラと交通体系を改善する事業だ。フランスのソルボン大学カルロス·モレノ教授の理論をもとに、オ·ヨンフン済州道知事の核心公約として推進される。済州道は用役指示書で2024年から2033年まで地域均衡成長価値を実現するために15分都市
済州観光公社は、消費者トレンドに合わせた観光コンテンツを提供するため、「ラグジュアリートラベルイン済州」(Luxury Travel in Jeju) 電子書籍(e‒book)を製作したと19日、明らかにした。済州の料理、宿、体験、職人の息遣いが感じられる特産品の4つの分類によって、計81の場所と情報をまとめた。素敵な雰囲気と済州で採取した新鮮な材料をベースにした20余りの飲食店、済州の地方色はもちろん、美しい風景とサービスを兼ね備えた宿20ヶ所を紹介する。また、乗馬やキャンプ、森の癒しなど、済州で忘れられない経験と思い出を提供する様々なレジャープログラムも詳しく紹介する。「ラグジュアリートラ
済州「四·三」犠牲者に対する国家補償金支給が最近始まった中で補償金を寄付する動きが続いている。済州「四·三」犠牲者遺族会によると、「四·三」生存犠牲者のカン·スンジュ氏(90)が「『四·三』義人の広報と平和のために使ってほしい」と国家補償金1000万ウォンを遺族会に寄付した。18日、高齢のカン氏の代わりに遺族会を訪れた息子のカン·ギョンドン氏は、故ムン·ヒョンスン元城山浦警察署長(1897~1966)の義を後代に広く知らせたいという父親の意思を寄付金と共に伝えた。カン氏は70余年前「『四·三』義人」ムン前署長のおかげで命を救うことができた。ムン前署長は1950年8月「予備検束者を銃殺せよ」とい
「3年がとても長く感じましたね。 また来ることができて本当に嬉しいです」済州島と日本の大阪をつなぐ空の道が新型コロナウイルス感染症以後、3年ぶりに開かれた。11日昼12時、日本の大阪関西空港から出発した韓国国籍のティーウェイ航空TW246便がこの日午後1時50分頃、済州国際空港に到着した。済州‒大阪をつなぐ直航路線は2020年2月に運航が中断されてから最近、韓日政府の防疫指針緩和とノービザ入国制度施行により2年9ヶ月ぶりに再開された。ティーウェイ航空は週7回、済州‒大阪路線を運航する。済州道と済州観光公社は同日、済州国際空港の国際線到着待合室で、済州安心旅行キットなどのプレゼントと花束を配る「
□ 展示期間=10月28~2023年1月4日※毎週月曜日、1月1日休館□ 展示場所=寄堂(キダン)美術館の企画展示室□ 展示内容=夜空の星をテーマにした作家4人の現代美術作品35点を展示する特別企画展□ 参加作家=オ·ソクフン、キム·ギテ、クォン·オチョル、カン·ユジョン□ 展示に関するお問い合わせ=西帰浦市キダン美術館(☎064-733-1586)
済州市は旧左邑松堂里の地域資源を活用して共同体空間を造成し、村の持続的な発展可能性を高めるために村単位の特化開発事業を本格推進する。同事業は計17億ウォンの予算を投入する住民主導型の公募事業で、2020年から住民の意見および専門家などの諮問を通じて基本計画を樹立し、それに伴う事業設計を推進しながら23年12月までに事業竣工を目標にしている。主な事業内容は▲住民工房および住民サランバンのリモデリング、▲里事務所野外共同体に憩いの場造成、▲オルムの歩行路および案内板整備などだ。
地域住民に信頼される環境にやさしい畜産業造成のために「きれいな畜産農場」指定事業を推進する済州市は、今年第3四半期までに143ヶ所が指定されることで順調に進行している。2017年から推進されている同事業は畜産環境が優秀な畜産農場(牛、豚、鶏など)を対象に書類審査と現場評価を通じて農林畜産食品部が指定する制度だ。特に今年度目標(累積150ヶ所)達成のために有効期間(5年)が満了した28ヶ所農場が評価を通じて再指定され、今年11ヶ所農場も追加指定された。
行政安全部から6月に「2022年住民生活革新事例拡散の支援事業」機関に選定された済州市は、11日に地域革新の優秀機関認として認証牌を受賞し、国費も支援される。全国の革新優秀事例の中で済州市が推進した「駐車安心番号」が重点課題に選定され、大田広域市(儒城区など5つの区庁)が導入する方針だ。済州市は、釜山で開催された認証牌授与式で2022年に選定された34自治体を代表して優秀事例を発表し、認証牌も授与された。
台風11号で大きな被害を受けた韓国南東部の慶尚北道浦項市は9日、日本の広島県福山市から約900万ウォン(約96万円)の寄付金を受け取ったと発表した。福山市では9月初めに浦項の台風被害が報じられると、市議会、国際交流協会、市民などが自発的に募金活動を行った。同市は2017年11月に浦項で地震が発生した際も寄付金を贈っている。浦項市と福山市は1979年1月に姉妹都市となり、公務員の派遣勤務や祭りへの相互参加などの交流を続けてきた。
韓国の伝統仮面劇「タルチュム」が「韓国のタルチュム」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しであることが1日、分かった。ユネスコのホームページによると、ユネスコ評価機関が無形文化遺産に登録するよう勧告した。登録勧告の決定が覆されることはほとんどない。先月28日(現地時間)から12月3日までモロッコで開かれる政府間委員会で登録が正式決定される。タルチュムは韓国22番目の無形文化遺産となる。韓国のユネスコ無形文化遺産は宗廟祭礼と宗廟祭礼楽、パンソリ、江陵端午祭など計21件あり、直近では2020年に釈迦の生誕を祝う仏教行事「燃燈会」が登録された。タルチュムは舞踊、音楽、
韓国プロ囲碁ランキング1位のシン·ジンソ(22)9段が女子世界ランキング1位のチェ·ジョン(26)9段を破り、三星火災杯で初めて首位に立った。シン·ジンソは8日、韓国棋院でオンラインで開かれた2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ決勝3番機第2局で184手ぶりにチェ·ジョンに中押し勝ちき収めた。これでシリーズ戦績2‒0を記録したシン·ジンソは待望の優勝カップを手にした。シン·ジンソはこの2年連続で三星火災杯決勝に進出したが、いずれも準優勝に止まった。一方、チェ·ジョン9段は惜しくも敗れたが、女子棋士としては初めてメジャー世界大会で準優勝を果たす新紀元を達成した。
柔道の韓国代表第1次選考会を兼ねた全国大会は最終日の7日、 忠清南道·保寧の総合体育館で女子4階級があり、57キロ級で在日韓国人のホ·ミミ(19)が決勝で東京五輪代表だったパク・ダソルを抑え込んで一本勝ちし、優勝を果たした。日本で生まれ育ったホ·ミミは昨年、日本国籍を選択せず、慶北体育会の柔道チームに入団。数々の国際大会で優秀な成績を収めており、韓国柔道界のホープとして注目されている。来年3月に開かれる代表第2次選考会の結果などを踏まえ、韓国代表入りが決まる。これに先立ち、ホ·ミミは先月22日(韓国時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビで行われた2022国際柔道連盟(IJF)アブダビグラン
韓国の現代自動車は4日、同社初の電気自動車(EV)専用モデル「アイオニック5」が「日本カー·オブ·ザ·イヤー」を決定する最終選考に進む「10ベストカー」に選ばれたと発表した。今年は48台がノミネートされ、アイオニック5を含む上位11台が10ベストカーに選出された。試乗評価などを経て来月に日本カー·オブ·ザ·イヤーが決定される。アイオニック5は現代グループが開発したEV専用プラットフォーム(車台)「E―GMP」をベースとした初のEV専用モデル。今年4月には「ワールド·カー·オブ·ザ·イヤー」に選ばれ、先月には自動車専門メディアのモータートレンドでEVとして初めて「SUV(スポーツタイプ多目的車)
在日韓国人2世の音楽家、梁邦彦(ヤン·バンオン)が12月3、4の両日に韓国·ソウルの国立劇場ヘオルム劇場でソロ活動26周年記念コンサート「梁邦彦NEO UTOPIA 2022」を開催する。プロモーターが26日、発表した。25周年コンサートを昨年開く予定だったが新型コロナウイルス禍で中止となり、今年改めて26周年記念として開催する。韓国ロックバンドGUCKKASTEN(グッカステン)のボーカルで韓国ドラマ「梨泰院クラス」の挿入歌などで知られるハ·ヒョヌ、日本のギタリストの古川望、ベーシストの櫻井哲夫、ドラマーの川口千里らも出演予定。梁邦彦が昨年リリースしたアルバム「Light & Shadow」
朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節、朝鮮通信使に関する記録が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録されてから5年を迎えたことを記念し、駐大阪韓国文化院と大阪歴史博物館が大阪市内に残る朝鮮通信使の足跡をたどる「朝鮮通信使フィールドワーク」を11月23日に開催する。朝鮮通信使は1607年から1811年までの12回、最大500人の使節団を構成して漢城(現ソウル)から江戸までの片道2000キロを6~9カ月かけて往復した。韓国文化院によると、朝鮮通信使は大阪に片道5日間ほど滞在した。フィールドワークでは水都大阪で朝鮮通信使が利用した水路をたどる。大阪歴史博物館の大澤研一館長がナビゲー
韓国·ソウル市の繁華街、梨泰院でハロウィーンイベントに押し寄せた多数の人が転倒し150人以上の死者が出た事故で、日本人犠牲者の1人の10代女性の遺族が先月31日午後に韓国に到着し、遺体が安置されているソウル郊外の城南中央病院を訪れた。遺族は韓国外交部の関係者らと共に暗い表情で病院に到着した。女性は家族と共に無言で帰国することになった。病院の関係者は遺体を日本に搬送する日などは確認されていないと明らかにした。病院には多数の日本メディアの報道陣も駆けつけ、警察の規制線が張られた。
韓国·ソウルの繁華街、梨泰院での雑踏事故の犠牲者を悼む焼香所が2日、東京·新大久保に設けられた。新大久保は日本で韓国文化に接することができる主要エリアの一つで、大勢の若者が訪れる。日本在住の韓国人による親睦団体、在日本韓国人連合会(韓人会)が新大久保にある店舗の2階に焼香所を設けた。韓国での国家哀悼期間に合わせて5日まで、午前10時~午後8時に弔問者を受け入れる。すでに数十人の韓国人や日本人が弔問した。韓人会の役員は「狭い場所ながら遠くからでも事故の犠牲者を一緒に追悼したいと思い、焼香所を設置した」と説明した。日本人2人が命を落としたことも残念だと述べた。この事故で、韓国に語学留学していた20
韓国南西部の全羅南道·木浦にある児童福祉施設「木浦共生園」で先月28日、韓国人の夫と共に多くの子どもたちを育て上げ、「韓国孤児の母」と呼ばれる田内千鶴子(韓国名:尹鶴子≪ユン·ハクジャ≫、1912~1968)さんの生誕110周年記念式典が開催された。韓国に渡った日本人の田内さんは、共生園の設立者である尹致浩(ユン·チホ)さんと1938年に結婚し、68年に亡くなるまでの30年間に約3000人の子どもたちを育てた。このような功労が認められ、田内さんは63年に日本人として初めて「大韓民国文化勲章国民章」を授与された。全羅南道は2016年から、田内さんの出身地である高知県と姉妹提携を結んで交流活動を行