済州特別自治道は済州四·三の正義ある解決のために在日本犠牲者と遺族が疎外されないよう支援を強化する。オ·ヨンフン済州道知事は先月29日、大阪市天王寺区の統国寺にある在日本済州四·三犠牲者慰霊碑を参拝し、在日本済州四·三犠牲者遺族会大阪支部(オ·グァンヒョン会長)と懇談会を開催した。オ知事は懇談会で昨年から始まった国家補償金支給と職権再審を通じた名誉回復など過去史解決の模範事例として生まれ変わっている四·三の被害回復状況を説明。日本に居住する生存犠牲者と遺族も国家補償金を受け取ることができるという事実を案内し、犠牲者追加申告のための行政的支援を約束しながら遺族会の協力を要請した。オ知事は「無実の
「1000万の済州人時代」を切り開いていくことに在日済州人たちが力を添える。済州特別自治道のオ·ヨンフン知事は先月28日、東京·精養軒で開かれた在日本関東済州道民協会(ヤン·イルフン会長)新年会に出席した。さらに29日には、大阪帝国ホテルで開かれた在日本関西済州道民協会(ヤン·チョルサ会長)の新年会に出席し、新年の挨拶を交わし、在日済州人の故郷への愛に対する感謝の気持ちを伝えた。オ·ヨンフン知事は新年会で在日済州人たちに故郷の発展ぶりを説明し、済州の新たな跳躍のための持続的な交流と協力を要請した。オ知事は「済州はグリーン水素グローバルハブ造成とUAM(都心航空交通)など新成長動力産業を育成し輝
韓国で昨年11月末に公開された日本映画「今夜、世界からこの恋が消えても」(以下、「セカコイ」)が先月29日に観客動員数100万人を突破した。映画輸入会社メディアキャッスルが伝えた。アニメ映画以外で日本の映画の観客数が100万人を超えるのは、ホラー映画「呪怨」(2002)以来21年ぶり。10~20代の女性を中心に人気を集め、ロングランが続いている。主演したアイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑は今月25日に来韓し、記者会見で韓国でのヒットに感謝を伝えた。韓国で公開された日本の実写映画のうち観客動員数トップは岩井俊二監督の「ラブレター」(1995)で累計115万人を動員した。
一般財団法人在日韓国奨学会(代表理事=李清一·朴清)の公開講演会が先月21日、大阪韓国人会館で開かれた。医療法人社団八千代会の姜仁秀理事長が「世の為人の為自分の為」と題して講演し、関係者100人が聴講した。姜理事長は、自らの生い立ちから現在の八千代会経営に至るまでの歩みを、多くの経験談を交えて語りつつ、「人生は波瀾万笑(はらんばんしょう)、もてなしの心とおおらかな人生のフィナーレを叶えてあげたいとの気持ちを忘れず、人間の出会いを大事にすべきだ」などと話した。姜理事長は1944年、山口県宇部市生まれの在日韓国人2世。在日世界韓人商工人連合会顧問、広島県日韓親善協会副会長を務める傍ら、NPO法人広
韓国民団東京目黒支部(裵和彦支団長)は1月20日、雅敍園東京で開かれた新年会でウクライナ被災者への義援金を同国の一等書記官に渡した。ロシアの軍事侵攻による被災支援を民団支部が行うのは全国的に異例のこと。コロナ禍の影響で3年ぶりに開催された新年会には、ウクライナの女性歌手やバイオリン奏者が招待された。韓国ドラマが好きで韓国語の勉強をしている」と言いながらアリランを披露した。青木英二区長、同区出身の手塚仁雄·立憲民主党中院議員、韓国大使館の裵京澤総領事と民団東京本部の李壽源団長らが久々の賀詞交歓を喜んだ。裵支団長は「同じ地域に住む者として苦労している8世代のウクライナの方は他人事ではない。少しでも
民団中央本部は先月13日、都内で2023年新年会を開催した。コロナ禍にもかかわらず、首都圏の民団団長をはじめ、各日本の政党代表、韓日両国の各機関·団体代表および役員など260人が参加した。昨年11月に実現した韓日首脳会談以降、両機関で関係改善への歩み寄り努力がみられる状況を踏まえ、あいさつ会では韓日それぞれの代表が今年を「両国関係再構築の絶好の機会」と強調。懸案事項の解決と関係強化に向けて、より一層努力していくとの決意を表明した。2022年の民団活動を映像で振り返るオープニングに続き、主催者あいさつに立った呂健二·中央団長は、同胞の生活と権利を守り、多文化共生社会などを実現するための事業として
□ 申込期間=2月6日(月)~2月28日(火) □ 申し込み対象:一般人(大人) ※駐車料は別途、参加費用は無料 □ 申し込み人数=1回当たり10名(1人1回限定) ※最低2名以上の参加申し込みの際に実施 □ 申し込み方法=Eメール(ecohealing6@korea.kr)または電話 □ 営業日時=3月7日~4月13日 / 火·木 午前9時30~11時40(130分) □ 運営場所=西帰浦治癒の森 □ 運営方法=山林治癒指導士が直接プログラム運営 □ 運営内容=ウォーキング瞑想、運動療法によるバランスウォーキング、集中瞑想、森の中で感じる五感セラピー、ハンモック体験、足浴体験など □ 受付及
済州市は先月26日、第11期済州市SNS市民記者団の発足式を開催した。市民記者団は公募を通じて計41人が選抜され、大学生·自営業者·作家·結婚移住民女性など多様な分野の市民で構成され官民疎通の架け橋の役割をすることになる。市民記者団は2013年に創設されて以来、主要市政のニュースや文化·芸術行事などをSNSを通じて市民とリアルタイムで共有しており、隠れた価値を抱いている現場を直接取材し、済州市の多様な魅力と隠れた資源を発掘、紹介している。
済州保健所は認知症安心センターを通じて認知症早期発見および適期治療のために無料認知症早期検診を年中実施している。最近、記憶力が低下するなど認知症が心配な地域住民は、誰でも身分証を持参した後、認知症安心センターを訪問すれば無料で認知症早期検診を受けることができる。記憶力検査の結果によって認知低下及び認知症の疑いがある人には診断検査を行い、認知症診断時にセンター登録及び患者看護に必要な衛生用品を提供する。また、失踪予防支援、憩いの場及び家族教室など、様々なオーダーメイド型認知症管理サービスも提供する。同センターは昨年、計5414件の選別検査を実施し、協力病院を通じた鑑別検査で高齢者205人を発掘し
済州市は安全で快適な交通環境を作るために交通安全表示板、道路反射鏡、バス乗車台などに対する年中整備事業を推進している。現在、済州市で維持管理している交通安全施設物は計1万8125個。該当施設物に対する年中整備事業を推進し、交通安全死角地帯を解消し、各種事故を未然に防止することに注力している。また、雨よけ乗車台と標識板型停留所に対して点検·整備し、便宜施設を拡大設置するなど公共交通機関を利用する市民の不便を減らせるよう最善を尽くしている。
長野県の関昇一郎副知事が10日、韓国北東部の江原道を訪れて同道の金鎭台(キム·ジンテ)知事と面会し、新型コロナウイルス禍で途絶えていた交流の再開について協議した。この席で金氏は、これまでスポーツや文化の分野で交流を図ってきたが、今後は観光、青少年などの分野に徐々に拡大しようと提案した。また、道内の雪岳山にケーブルカーを設置する事業と関連し、長野県にある駒ケ岳ロープウェイの運用経験を共有できるよう協力を要請した。金氏は9月に道内で開かれる「江原世界山林エキスポ」への阿部守一·県知事の出席を要請した。江原道は1998年に冬季五輪を開催した長野県のノウハウを共有し、2018年の平昌冬季五輪の誘致に成
ホンダの韓国販売会社·ホンダコリアのイ·ジホン社長は11日開いた新年の記者会見で、今年上半期に新車のオンライン購入ができるサイトを公開する予定と発表した。オンライン販売が始まることで、販売価格も統一される。従来はディーラーや営業支店ごとに差があった。ホンダコリアはオンライン販売を導入することで顧客の利便性を向上させると同時に、透明性も確保できると期待している。販売店の収益が下がるとの懸念については、「ディーラーや営業社員の役割が変わるだろう」とし、「営業社員の名称もホンダキュレーターに変更する」と説明した。ホンダキュレーターは自動車販売を目的とせず、専門家の立場でホンダ車の長所と短所を顧客に説
韓国南部・済州島の済州道観光協会は16日、旧正月(今年は1月22日)の連休が本格的に始まる20日から24日までの5日間に、航空便や船舶を利用して済州島を訪れる観光客は約18万8000人に上るとの見通しを示した。昨年の旧正月連休(2022年1月29日~2月2日)には20万3437人が済州を訪れたのと比べると、7.6%減となる。連休期間中、各航空会社は済州空港に到着する国内線1164便(21万6377席)を運航する。各社が国際線の運航を拡大した影響で、国内線の便数は昨年の1248便(24万4973席)から6.7%、座席数は11.7%減少した。今年の旧正月連休期間の国内線平均搭乗率は86.4%で、昨
癸卯年、新年おめでとうございます。長く続く災難の中、このように新年のお祝いを分かち合えることを心よりお慶び申し上げます。耐え凌ぎ我慢の続く3年でしたが、いよいよ出口が見えるようにもなって参りました。もう少しの辛抱です。新年こそは思う存分希望を膨らまし、実りある明るい一年に出来たらと心より祈願申し上げます。今日までの皆様のご活躍は今や世界的にも確固たる存在感を誇示するまでに発展した故国を支え育みました。グローバル変革時代にあってグローバルネットワークの中核にいる私たちの役目はその重みを増しています。新しい時代、新しい年、気を引き締め前進しましょう。皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
2023年初春を迎えました。在日大韓民国婦人会会員の皆様、明けましておめでとうございます。2020年10月16日婦人会中央本部、第27期執行部が出帆し、諸般事業を無事遂行出来ますのも偏に会員皆様のご支援・ご協力の賜り物で心より感謝申し上げます。 2020年突如として新型コロナウイルスが全世界と私達が住む日本をも席巻しました。2021・2022年はコロナ禍の収束に希望が見えて来ましたが、まだまだ予断は許されない状況にあります。そのような中、婦人会中央本部は一貫して対面での活動をして参りました。 6月の大研修会時には民団大阪府地方本部のご協力でPCR検査を参加者全員に行いました。又、秋季大研修会時
2023年、癸卯年の新春を迎え、団員の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げるとともに、旧年中に団員の皆様、そして各界各層の皆様から賜りましたご支援とご厚誼に深い感謝と敬意を表する次第でございます。2020年から続く新型コロナのパンデミックは、昨年下半期にようやく、行動制限等が緩和され、韓日の往来もまだ制約がありますが、徐々にコロナ禍以前に戻りつつあります。 昨年は、まさしく激動の年でありました。コロナ感染症パンデミックに加え、2月のロシアのウクライナ侵攻は、単に東欧地域の問題ではなく全世界を巻き込んだ事態となりました。一方、北韓は昨年、50発以上の異常な頻度での弾道ミサイル発射の暴挙を繰り返し、
韓国の慶尚南道昌寧郡は先月26日、2012年に友好都市協定を締結してから今年で10年になった鹿児島県·薩摩川内市との交流協力を強化すると発表した。同郡の金富永(キム·ブヨン)郡守が先月21~23日の日程で薩摩川内市を訪問し、友好都市協定締結10周年を祝った。薩摩川田市の代表団は今年、昌寧郡を訪問する。昌寧郡は今回の10周年を機に農産物や農産物加工品の輸出など経済分野の交流も強化する方針だ。
韓国の漫画家seong ryul(ソン·リュル)さんの短編「夏の中で」が第16回日本国際漫画賞で最優秀賞を受賞したことが先月211日、分かった。同賞は外務省の主催で2007年に始まった。韓国人が最優秀賞を受賞したのは今回が初めて。今回は77カ国·地域から過去最多となる503作品の応募があった。同作品は、内向的な性格の孤独な少年が、死んでしまった唯一の友人の猫の魂に会いに旅立つ冒険の物語。韓国では2020年に別の短編と合わせて出版された。
韓国国土交通部が先月25日に公表した統計によると、先月11の航空旅客数は国際線が308万1000人で、新型コロナウイルス感染拡大後で初めて国内線(285万3000人)を上回った。国際線は前年同月比734%急増した一方、国内線は同12.9%減少した。新型コロナの感染拡大が始まった2020年3月以降、各国の水際対策強化で激減した国際線に代り、航空各社は国内線の運航を拡大。国内線旅客数が2年7カ月連続で国際線を上回っていた。昨年4月以降は、韓国政府による行動制限撤廃や水際対策の緩和で国際線旅客数は徐々に回復した。さらに昨年10月は、日本政府による個人旅行解禁や短期滞在での査証(ビザ)免除措置の再開を
韓国の芸能事務所のザ·トゥルーサーは、在日韓国人俳優の玄理(ヒョンリ)が、日本俳優の町田啓太さんと先月25日に結婚したと明らかにした。日本で生まれ育った在日韓国人の玄理は、岩井俊二監督の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」、黒沢清監督の映画「スパイの妻」、Apple TV+「パチンコ」などに出演しており、今年は浜口竜介監督の映画「偶然と想像」を通じて韓国で知名度を高めた。町田啓太は劇団EXILEのメンバーで、映画「HiGH&LOW」シリーズ、ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」に出演した。また、7月に放送された自衛隊を舞台にしたドラマ「テッパチ!」で主演を務めた。