台風11号で大きな被害を受けた韓国南東部の慶尚北道浦項市は9日、日本の広島県福山市から約900万ウォン(約96万円)の寄付金を受け取ったと発表した。福山市では9月初めに浦項の台風被害が報じられると、市議会、国際交流協会、市民などが自発的に募金活動を行った。同市は2017年11月に浦項で地震が発生した際も寄付金を贈っている。浦項市と福山市は1979年1月に姉妹都市となり、公務員の派遣勤務や祭りへの相互参加などの交流を続けてきた。
韓国の伝統仮面劇「タルチュム」が「韓国のタルチュム」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しであることが1日、分かった。ユネスコのホームページによると、ユネスコ評価機関が無形文化遺産に登録するよう勧告した。登録勧告の決定が覆されることはほとんどない。先月28日(現地時間)から12月3日までモロッコで開かれる政府間委員会で登録が正式決定される。タルチュムは韓国22番目の無形文化遺産となる。韓国のユネスコ無形文化遺産は宗廟祭礼と宗廟祭礼楽、パンソリ、江陵端午祭など計21件あり、直近では2020年に釈迦の生誕を祝う仏教行事「燃燈会」が登録された。タルチュムは舞踊、音楽、
韓国プロ囲碁ランキング1位のシン·ジンソ(22)9段が女子世界ランキング1位のチェ·ジョン(26)9段を破り、三星火災杯で初めて首位に立った。シン·ジンソは8日、韓国棋院でオンラインで開かれた2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ決勝3番機第2局で184手ぶりにチェ·ジョンに中押し勝ちき収めた。これでシリーズ戦績2‒0を記録したシン·ジンソは待望の優勝カップを手にした。シン·ジンソはこの2年連続で三星火災杯決勝に進出したが、いずれも準優勝に止まった。一方、チェ·ジョン9段は惜しくも敗れたが、女子棋士としては初めてメジャー世界大会で準優勝を果たす新紀元を達成した。
柔道の韓国代表第1次選考会を兼ねた全国大会は最終日の7日、 忠清南道·保寧の総合体育館で女子4階級があり、57キロ級で在日韓国人のホ·ミミ(19)が決勝で東京五輪代表だったパク・ダソルを抑え込んで一本勝ちし、優勝を果たした。日本で生まれ育ったホ·ミミは昨年、日本国籍を選択せず、慶北体育会の柔道チームに入団。数々の国際大会で優秀な成績を収めており、韓国柔道界のホープとして注目されている。来年3月に開かれる代表第2次選考会の結果などを踏まえ、韓国代表入りが決まる。これに先立ち、ホ·ミミは先月22日(韓国時間)、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビで行われた2022国際柔道連盟(IJF)アブダビグラン
韓国の現代自動車は4日、同社初の電気自動車(EV)専用モデル「アイオニック5」が「日本カー·オブ·ザ·イヤー」を決定する最終選考に進む「10ベストカー」に選ばれたと発表した。今年は48台がノミネートされ、アイオニック5を含む上位11台が10ベストカーに選出された。試乗評価などを経て来月に日本カー·オブ·ザ·イヤーが決定される。アイオニック5は現代グループが開発したEV専用プラットフォーム(車台)「E―GMP」をベースとした初のEV専用モデル。今年4月には「ワールド·カー·オブ·ザ·イヤー」に選ばれ、先月には自動車専門メディアのモータートレンドでEVとして初めて「SUV(スポーツタイプ多目的車)
在日韓国人2世の音楽家、梁邦彦(ヤン·バンオン)が12月3、4の両日に韓国·ソウルの国立劇場ヘオルム劇場でソロ活動26周年記念コンサート「梁邦彦NEO UTOPIA 2022」を開催する。プロモーターが26日、発表した。25周年コンサートを昨年開く予定だったが新型コロナウイルス禍で中止となり、今年改めて26周年記念として開催する。韓国ロックバンドGUCKKASTEN(グッカステン)のボーカルで韓国ドラマ「梨泰院クラス」の挿入歌などで知られるハ·ヒョヌ、日本のギタリストの古川望、ベーシストの櫻井哲夫、ドラマーの川口千里らも出演予定。梁邦彦が昨年リリースしたアルバム「Light & Shadow」
朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節、朝鮮通信使に関する記録が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録されてから5年を迎えたことを記念し、駐大阪韓国文化院と大阪歴史博物館が大阪市内に残る朝鮮通信使の足跡をたどる「朝鮮通信使フィールドワーク」を11月23日に開催する。朝鮮通信使は1607年から1811年までの12回、最大500人の使節団を構成して漢城(現ソウル)から江戸までの片道2000キロを6~9カ月かけて往復した。韓国文化院によると、朝鮮通信使は大阪に片道5日間ほど滞在した。フィールドワークでは水都大阪で朝鮮通信使が利用した水路をたどる。大阪歴史博物館の大澤研一館長がナビゲー
韓国·ソウル市の繁華街、梨泰院でハロウィーンイベントに押し寄せた多数の人が転倒し150人以上の死者が出た事故で、日本人犠牲者の1人の10代女性の遺族が先月31日午後に韓国に到着し、遺体が安置されているソウル郊外の城南中央病院を訪れた。遺族は韓国外交部の関係者らと共に暗い表情で病院に到着した。女性は家族と共に無言で帰国することになった。病院の関係者は遺体を日本に搬送する日などは確認されていないと明らかにした。病院には多数の日本メディアの報道陣も駆けつけ、警察の規制線が張られた。
韓国·ソウルの繁華街、梨泰院での雑踏事故の犠牲者を悼む焼香所が2日、東京·新大久保に設けられた。新大久保は日本で韓国文化に接することができる主要エリアの一つで、大勢の若者が訪れる。日本在住の韓国人による親睦団体、在日本韓国人連合会(韓人会)が新大久保にある店舗の2階に焼香所を設けた。韓国での国家哀悼期間に合わせて5日まで、午前10時~午後8時に弔問者を受け入れる。すでに数十人の韓国人や日本人が弔問した。韓人会の役員は「狭い場所ながら遠くからでも事故の犠牲者を一緒に追悼したいと思い、焼香所を設置した」と説明した。日本人2人が命を落としたことも残念だと述べた。この事故で、韓国に語学留学していた20
韓国南西部の全羅南道·木浦にある児童福祉施設「木浦共生園」で先月28日、韓国人の夫と共に多くの子どもたちを育て上げ、「韓国孤児の母」と呼ばれる田内千鶴子(韓国名:尹鶴子≪ユン·ハクジャ≫、1912~1968)さんの生誕110周年記念式典が開催された。韓国に渡った日本人の田内さんは、共生園の設立者である尹致浩(ユン·チホ)さんと1938年に結婚し、68年に亡くなるまでの30年間に約3000人の子どもたちを育てた。このような功労が認められ、田内さんは63年に日本人として初めて「大韓民国文化勲章国民章」を授与された。全羅南道は2016年から、田内さんの出身地である高知県と姉妹提携を結んで交流活動を行
□ 展示期間=9月6~2023年2月26□ 展示場所=李仲燮(イ·ジュンソプ)美術館□ 展示作品=イ·ジュンソプ美術館開館20年を記念する特別展で、過去20年間の寄贈と購入により確保した原画所蔵品60点- 女性とカニ(初公開)、ソプソムが見える風景、海辺の家族、子供たちとの紐、玄海灘など- 故イ·ナムドク女史追慕空間を用意(生前の写真、イ·ジュンソプに送った手紙など)□ 展示に関するお問い合わせ=イ·ジュンソプ美術館(☎064-760-3567)
済州市は保健福祉部が主管する医療給与事業評価で「2022年医療給与優秀機関」表彰を受賞し、2年連続優秀機関に選ばれる快挙をおさめた。今回の評価で優秀性を認められた成果は▲医療給与対象者医療機関利用事例管理、▲長期入院患者管理、▲傷害要因調査処理と不当利得金徴収率など脆弱階層を対象にした医療給与事業推進などだ。済州市は療養病院など長期入院者実態調査を強化して療養病院との懇談会を実施し、長期入院者事例管理審査連係および医療給与審議委員会の審議開催などを積極的に推進してきた。
済州市は2023年スポーツ講座利用権対象者を募集し、非障害者スポーツ講座は11月8日から22日、障害者スポーツ講座は11月8日から24日まで利用権対象者を募集する。非障害者の場合、満5歳~18歳の幼·青少年として基礎生活受給者および次上位階層、法定片親家族であり、障害者の場合、満19歳~64歳が対象だ。スポーツ講座利用権ホームページを通じてオンラインで申請しなければならず、やむを得ない場合、申請者住民登録管轄邑·面·洞住民センターで訪問申請が可能だ。
済州市は来年3月、セビョルオルム一帯で開催される『2023済州野焼き祭り』の国民的関心鼓吹と参加誘導を通じた成功的開催推進のために祭り主題およびプログラム公募を施行する。テーマ分野は野焼き祭りの特徴を含蓄的に表現する内容であり、プログラム分野は牧畜文化や火と関連性のあるコンテンツと、「済州神話」または「住民和合」と関連したプログラム、体験·オーダーメード型プログラムでなければならない。応募期間は11月1日から11月18日までで、公募申込書を作成した後、訪問受付またはEメール·郵便で受け付ける。
過去100年にわたり故郷済州道の現代化と発展のために物心両面で努力してきた在日済州人第1世代の祖国愛と故郷愛を再確認する場が東京現地で初めて開かれ、感動を与えた。済州特別自治道は24日、東京パレスホテルで在日済州人貢献者と2·3世代の子孫、在日本関東済州道民協会(梁日勲会長)の役員など60人余りが参加した中で「在日済州人貢献者の夜(東京)行事」を開催した。この日の席はこれまで在日済州人第1世代からつながっている、故郷発展のための切ない愛に対する感謝の気持ちを伝え、これを継承していくために用意された。特に1930年代前後から日本に渡った在日済州人第1世代が故郷に対する多角的な貢献をしてきたが、長
済州特別自治道のオ·ヨンフン知事が来月予定された済州~日本直航路線再開を控え、東京を訪れ、現地観光客誘致活性化のための済州広報およびセールス伝道師として乗り出した。オ知事は24日、日本旅行業協会(JATA)を訪れ、志村ただし理事長や役員らと懇談会を開き、両国間の観光交流活性化策などについて協議した。同日の懇談会は韓日間の観光交流および済州~日本直航路線の再開に歩調を合わせ、現地で済州観光を広報するために用意された。オ知事は懇談会で「済州と大阪直航を皮切りに福岡と東京などに直航路線拡大を推進する計画」とし「一層豊かになった観光コンテンツが日本人観光客に新しい済州の魅力をプレゼントするだろう」と説
済州道のグローバル炭素中立未来青写真である「グリーン水素グローバルハブ造成」と「済州型都心交通航空の商用化推進」計画が22日に開かれた韓日海峡沿岸市道県交流支社会でも注目を集めた。第30回韓日海峡沿岸市道県交流知事会議が22日、韓国の済州·釜山·全羅南道·慶尚南道と日本の福岡·佐賀·長崎·山口県など8つの市道県知事が参加した中、福岡市ヒルトンホテルで開かれた。「グリーン成長戦略推進」をテーマに3年ぶりに対面行事として開かれたこの日の行事で8市道現知事らは地方自治体別に力点推進する炭素中立およびグリーン成長戦略を発表し協議する時間を持った。オ·ヨンフン知事はこの日の発表で、全国最高水準の新再生発
韓国·全羅南道の金瑛録(キム·ヨンロク)知事は24日、大阪で開催された全羅南道観光説明会で「2022―2023全羅南道訪問の年」をPRした。説明会には、金亨駿(キム·ヒョンジュン)駐大阪総領事、在日本大韓民国民団(民団)大阪府地方本部の鄭炳采(チョン·ビョンチェ)副団長、大阪韓国商工会議所の朴良基(パク·ヤンギ)会長ら約120人が出席した。金知事は「全羅南道訪問の年」関連の観光コンテンツ、新築された宿泊施設、同道で開催される予定の2023順天湾国際庭園博覧会、2023国際農業博覧会、2023全南国際水墨ビエンナーレなどについて紹介した。また、22、23の両日に福岡で開かれた第30回韓日海峡沿岸
韓国のフライドチキンチェーン大手·BBQチキンを運営するジェネシスBBQは24日、同社が日本で展開する「bb.qオリーブチキンカフェ」を新たに3店舗をオープンしたと発表した。 7月に大宮門街店(埼玉県)、守口店(大阪府)、9月にイオンモール堺鉄砲町店(大阪府)をオープンし、店舗数は計24店となった。同社は2016年から日本で店舗を拡大している。日本を含む世界57カ国・地域で運営中の店舗数は計500店に上る。
韓国海洋水産部は26日、新型コロナウイルスの感染拡大により2020年3月から中断していた韓国と日本を結ぶ国際旅客船の運航が28日から正常化すると発表した。近ごろ両国の観光需要が拡大し、旅客船の運航再開を求める声が高まっていることを受け、中央防疫対策本部は25日に関係機関会議を開いて韓日間の国際旅客船運航を許可することを決めた。これにより、韓国の釜山港、東海港と日本の福岡、大阪、下関、対馬、舞鶴を結ぶ国際旅客航路が再開される。ただ、日本側の準備が必要なため本格的な運航にはさらに時間を要すると予想される。現在のところ、11月4日に福岡発、釜山行き旅客船の運航計画が決まっている。新型コロナ禍前には釜