「アリランラプソディ」在日コリアン2世の金聖雄監督がその暖かい眼差しで、川崎を舞台にチャーミングな深いシワの奥に刻まれた歴史を、時間をかけ取材した、ハルモニ19名が主人公の2時間余りの作品である。
それは差別と戦争を体験した者が紡ぎ出す戦争も差別のない世界を願う世代の「魂の叫び」が泣いて笑う。そんな映画でもある。
特に沖縄のおばぁとの交流や川崎桜本での小さなデモ行進は、海を越えた平和のメッセージ。それを政治としてではなく、時代が急速に戦争前に傾く時にハルモニが自ら語っている明るい仕上がりになっている。
映画は、北区東田端にある20席の小さな映画館シネマ·チュプキ田端。田端駅北口徒歩7分(03‐6240‐8480)で3月14日~31日までバリアフリーの小さな映画館で上映されている。
また同映画館では、同じ期日で済州4·3事件を描いたヤン·ヨン匕監督「スープとイデオロギー」が上映され国家の残酷さと運命に抗う愛の力を味わう事ができる。

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